【ワークショップ実施報告】2025年8月3日(日)こびとの農園×Milk&Puzzle「夏野菜のストラップを作ろう!」

2025年8月3日(日)、岐阜県関市のカフェ「Milk&Puzzle」で、こびとの農園のワークショップ「夏野菜のストラップを作ろう!」を開催しました。
伝統工芸「つまみ細工」の技法でトマトやナスをかたどったストラップを制作し、野菜の花や実について学ぶミニ講座も実施。親子で楽しみながら“食育”と“ものづくり”を体験できる場となりました。
子どもも大人も夢中になった、夏休みの楽しいひとときをご紹介します。
企画の背景と想い

こびとの農園は、農作物の“花”に着目した、つまみ細工の作品を制作しているブランドです。
「これって、何の花だろう?」という小さな問いかけが、ふだん何気なく食べている野菜や果物を、いきいきとした存在として捉え直すきっかけになります。
私たちは、こうした気づきが農の営みに対する関心へとつながっていくことを願い、日常に小さく寄り添えるような作品づくりを目指しています。
自然や農業への関心を育むことを大切にしており、今回はその思いを子どもたちを含めた多くの方に届けたいと考え、手でつまむことができるつまみ細工のワークショップを企画しました。
ワークショップの詳細内容については、下記をご参照ください。

当日の様子


当日は、関市内外から親子連れを中心にご参加いただき、午前・午後でワークショップを実施しました。
Milk&Puzzleさんのスイーツやドリンクを楽しみながら、制作の合間にゆったりと交流する姿もあり、カフェならではの温かな雰囲気に包まれた一日となりました。


まずは、野菜について学べるミニ講座からスタート。
「トマトの花は何色?」「ナスは何種類ある?」「リコピンは知ってるかもしれないけどナスニンって知ってる?」など、ふだんは見過ごされがちな野菜の知識に、親子一緒になって目を輝かせて聞き入ってくれました。


続いて、つまみ細工のストラップ制作に入ります。
今回はピンセットを使わず、手でつまんで作れるよう工夫されたキットをご用意。小さな布を折って重ね、ひとつひとつ丁寧に形を整えていきます。
親子・姉妹で出来栄えを競い合いながら、真剣な表情で作業に取り組む姿が印象的でした。「かわいくできた!」「自分で作ったからうれしい!」と喜びの声も聞こえてきました。

最後に参加してくださった皆さんと写真を撮らせて頂きました。
当日の様子をまとめたショート動画も制作しましたので、そちらもご覧ください。
参加者の声(アンケート用紙より)

ワークショップ終了後には、参加された方々に簡単なアンケートをご記入いただきました。
5段階評価で以下の3項目伺い、評価していただきました。
1.ワークショップの全体的な満足度をお聞かせください。
非常に満足8 満足1 普通0 不満0 非常に不満0
2.野菜の講座について、どのように感じましたか?
非常にわかりやすい5 わかりやすい4 普通0 わかりにくい0 非常にわかりにくい0
3.夏野菜のストラップは、気に入ってもらえましたか🍅🍆?
非常に良い9 良い0 普通0 改善の余地ある0 期待外れだった0
野菜講座についてわかりにくい部分が多少あったかと思いますが、夏野菜のストラップについては皆さん満足していただくことができました。
自由記載欄にお子さまから保護者の方まで、うれしい感想がたくさん寄せられました。その一部をご紹介します。
- 初めてのつまみ細工をしましたが、丁寧におしえていただけて上手くできました。
- とてもかわいくてお気に入りです。
- 夏野菜について知ることができた。
- 野菜を食べてみようと思った。
実施してみた感想

今回のワークショップでは、初めてつまみ細工に触れるお子さまも多く、最初は緊張気味だった方々が、だんだんと夢中になって作品を完成させていく姿に、こちらが感動してしまう場面もありました。
「布を折って形をつくる」という作業のなかで、集中したり、親子で相談しながら工夫したりと、それぞれのペースで楽しんでくださったことが印象的でした。
また、「野菜にも花があるんだ」「知らないことがいっぱいだった!」という素直な反応を聞くたびに、この企画を実現できてよかったと感じています。
こびとの農園では、「食べものの背景には自然や命の営みがあること」「身近なものにも美しさや発見があること」を、作品や体験を通じて伝えていきたいと考えています。
今後も、こうした学びと感性がふくらむ時間を、みなさんと一緒につくっていけたら嬉しいです。
最後に

こびとの農園では、今後も季節ごとの農作物をテーマに、つまみ細工の魅力と自然へのまなざしを結びつけたワークショップを企画してまいります。
今回のように、親子で楽しめる“やさしいものづくり”や“ちょっぴり学べる時間”を、一緒に育んでいけたら嬉しく思います。
最新情報や今後の開催予定は、Instagramにて発信しています。今回のワークショップの様子も投稿していますので、ぜひご覧ください。
今回のような体験型イベントを通じて、こびとの農園の作品に込めた世界観や思いを、もっと多くの方に感じていただけたことを嬉しく思います。
引き続き、こびとの農園の活動をどうぞよろしくお願いいたします。