【ワークショップ実施報告】2026年6月27日(土)こびとの農園×Cafe Licorice (カフェ リコリス)「ブルーベリーのバングル」

2026年6月27日(土)、岐阜県岐阜市にある、木目を基調とした落ち着いた空間でゆっくりとした時間を過ごすことができるカフェ「Cafe Licorice(カフェリコリス)」にて、こびとの農園のワークショップを開催しました。
今回のテーマは「農作物の花と出会う つまみ細工」ブルーベリーのバングル制作。白く小さな釣鐘のような花を咲かせるブルーベリーを題材に、食育ミニ講座とつまみ細工の制作を組み合わせた時間となりました。
また、今回の作品には、岐阜県大垣市の染色加工企業・艶金さんが手がける『のこり染』の生地を使用しました。
果汁をしぼった後のブルーベリーから生まれた深い青色の生地を使い、本来なら役目を終えてしまうはずだったブルーベリーが、もう一度ブルーベリーの姿となって日常に寄り添う作品へと生まれ変わりました。
そんな、ワークショップ当日の様子をまとめさせていただきます。
企画の背景と想い

現代社会では、農業人口の減少や都市化の進行により、作物が育つ過程に触れる機会が少なくなり、消費者と農の距離はますます広がっています。野菜や果物は「スーパーに並ぶ食品」としての姿しか知らず、実際に畑でどのように花が咲き、実が育つのかを知る機会はほとんどありません。
「これって、何の花だろう?」という小さな問いかけが、ふだん何気なく食べている野菜や果物を、いきいきとした存在として捉え直すきっかけになります。私たちは、こうした気づきが農の営みに対する関心へとつながっていくことを願い、日常に小さく寄り添えるような作品づくりを目指しています。
ワークショップでは、参加者が自ら手を動かして作品を形にすることで学びが深く記憶に刻まれ、完成品を日常で手に取ったり家族に見せたりすることで、会話や学びのきっかけに繋がり、食や自然への関心が暮らしの中へ広がっていきます。
身につけた方が、
「これ、ブルーベリーの花なんだよ」
「この青色、ブルーベリーから生まれた色なんだよ」
そんなふうに誰かへ話したくなる。
今回のブルーベリーのバングルが、ものづくりの楽しさだけでなく、食や自然、地域のものづくりへの関心を暮らしの中へ広げるきっかけになれば嬉しく思います。
当日の様子 ~食育講座付きつまみ細工ワークショップ~

ワークショップの作業に入る前に、必ずそのワークショップでテーマになっている農作物を学べる食育ミニ講座を実施しています。
今回のテーマであるブルーベリーについて、花の特徴や実の成り方、そして今回使用した『のこり染』の生地についてお話ししました。
ブルーベリーの花は、白く小さな釣鐘のような形をしています。私たちがよく知っている青紫色の果実とはまた違い、花は控えめで可憐な姿をしています。
こうした花の姿を知ることで、これから制作する一つひとつの花びらや実の意味がより深く感じられます。


続いて、つまみ細工の作品づくりのワークショップに入ります。
ブルーベリーの花言葉は「実りある人生」「知性」「思いやり」。小さな花から、やがてたくさんの実をつけていくブルーベリーの姿に重なるような、あたたかい意味が込められています。
今回の作品づくりでも、その可憐な花の雰囲気と、深い青色の実の印象を大切にしながら制作しました。



ブルーベリーから生まれた『のこり染』の生地を使い、小さな実や花の表情を一つひとつ丁寧に形にしていきます。
布を折り、つまみ、形を整えていく工程では、同じ材料・同じ工程であっても、それぞれ異なる表情の作品が生まれます。実の配置や花の向き、全体のバランスを考えながら仕立てていくことで、参加者それぞれのブルーベリーが少しずつ実っていきました。
完成したバングルには、ブルーベリーの花と実、そしてブルーベリーから生まれた深い青色が重なり合い、小さな物語のような景色が広がっていました。
最後に

こびとの農園では、今後も季節ごとの農作物をテーマに、つまみ細工の魅力と農作物へのまなざしを結びつけたワークショップを企画してまいります。
今回の講座で、ものづくりを通して農や食への関心が深まる時間になったように思います。このように、“やさしいものづくり”と“ちょっぴり学べる時間”を一緒に楽しんでいただけることは、私たちにとって大きな励みです。
最新情報や今後の開催予定は、Instagramにて発信しています。今回のワークショップの様子も投稿していますので、ぜひご覧ください。
次回7月16日(木)のカフェリコリスでのワークショップは、ミニトマトのキーホルダーです。参加お待ちしております。
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