【ワークショップ実施報告】2026年1月12日(月・祝)こびとの農園×Cafe Licorice (カフェ リコリス)「リコリスのブローチ」

2026年1月12日(月・祝)、岐阜県岐阜市にある、木目を基調とした落ち着いてゆっくりのんびりと過ごすことができるカフェ「Cafe Licorice (カフェ リコリス)」で、こびとの農園のワークショップを開催しました。
カフェリコリスでの新年1回目のワークショップは、カフェの名前の由来であるリコリス(甘草)をテーマにさせていただきました。当日は、野菜の花や実について学ぶミニ食育講座からスタート。続いて、日本の伝統工芸「つまみ細工」の技法を用いて、リコリスのブローチを制作しました。“食育”と“ものづくり”の両方を体験できる内容です。
ワークショップ当日の様子をまとめさせていただきました。
企画の背景と想い

現代社会では、農業人口の減少や都市化の進行により、作物が育つ過程に触れる機会が少なくなり、消費者と農の距離はますます広がっています。野菜や果物は「スーパーに並ぶ食品」としての姿しか知らず、実際に畑でどのように花が咲き、実が育つのかを知る機会はほとんどありません。
「これって、何の花だろう?」という小さな問いかけが、ふだん何気なく食べている野菜や果物を、いきいきとした存在として捉え直すきっかけになります。私たちは、こうした気づきが農の営みに対する関心へとつながっていくことを願い、日常に小さく寄り添えるような作品づくりを目指しています。
ワークショップでは、参加者が自ら手を動かして作品を形にすることで学びが深く記憶に刻まれ、完成品を日常で手に取ったり家族に見せたりすることで、会話や学びのきっかけに繋がり、食や自然への関心が暮らしの中へ広がっていきます。
当日の様子 ~食育講座付きつまみ細工ワークショップ~

当日は、今年度1番の大雪で岐阜市も積雪しました。参加者のみなさんに連絡を取りましたが、雪でも動くことができる方が多かったので、予定通りに10時からワークショップを開始しました。
ワークショップの作業に入る前に、必ずそのワークショップでテーマになっている農作物を学べる食育ミニ講座を実施しています。
今回のテーマであるリコリス(甘草)は、エジプトから出土・正倉院での保管など、古くから生薬として世界各地で利用されていると分かっております。葛根湯にも含まれており、日本の漢方薬の7割に含まれている身近な存在です。そのような内容を学んでいただきました。

続いて、つまみ細工のブローチづくりのワークショップに入ります。
ブローチとして利用しないときは飾って置けるように、台座付きにさせていただきました。

普通のつまみ細工の付け方では裏側に来る部分をあえて表にすることで、尖りや自然らしさを出す創意工夫も感じとっていただくことができました。
同じ生地を使い、同じ手順で作ったにもかかわらず、最後の仕上がりは一つひとつ異なり、作り手の個性がしっかりと表れる素敵なブローチになりました。
ブランチでは、リコリスティーを飲むことで、自分が制作したものに想いを馳せることもできる素敵な体験でした。
実施してみた感想・反省

リコリスは根を利用する作物ですが、その花について参加者も知らなかったようで、「可愛い花だったから」「花言葉に惹かれたから」という気持ちから参加をしてくれました。
リコリスの花言葉は、悲しみを忘れるくらいの甘さがあるということから、「悲しみを忘れる」です。こうした花言葉への想いも感じて頂けました。
食や農について、食べたり耕作をすること以外から知ってほしいというこびとの農園の考えの通りになっていてとても嬉しかったです。
最後に

こびとの農園では、今後も季節ごとの農作物をテーマに、つまみ細工の魅力と農作物へのまなざしを結びつけたワークショップを企画してまいります。
今回の講座で、ものづくりを通して農や食への関心が深まる時間になったように思います。このように、“やさしいものづくり”と“ちょっぴり学べる時間”を一緒に楽しんでいただけることは、私たちにとって大きな励みです。
最新情報や今後の開催予定は、Instagramにて発信しています。今回のワークショップの様子も投稿していますので、ぜひご覧ください。
次回2月11日(水・祝)のカフェリコリスでのワークショップは、カカオのフレームです。参加お待ちしております。
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