つまみ細工「堂上蜂屋柿のピンバッジ」～『のこり染』コラボ～

つまみ細工「堂上蜂屋柿のピンバッジ」について

つまみ細工「堂上蜂屋柿のピンバッジ」～KURAKIN のこり染め～お届けイメージ

堂上蜂屋柿の花と実をモチーフにした、つまみ細工のピンバッジ（ピンズ）です。自然が生み出すやさしい色の世界を感じていただけるよう、実の部分は下記の2色からお選びいただけます。

柿色（濃い）：水彩色鉛筆で一つひとつ丁寧に彩色した色
洗柿色（淡い）：『のこり染』を使用することで生まれた自然の恵みの色

本作品では、岐阜県大垣市の染色加工企業である株式会社艶金が展開するアップサイクルブランドKURAKINによる製品シリーズ『のこり染』を使用し、資源の循環や地域の課題解決に取り組んでいます。水彩色鉛筆か『のこり染』かを選択できるようにすることで、エシカル消費の一歩を後押しします。

『のこり染』は、食品や植物を加工する際に生じる「残って捨てられてしまう部分（のこり）」を染料として再利用し、布を染め上げるサステナブルな染色方法です。岐阜県美濃加茂市蜂屋町の特産である「堂上蜂屋柿」の皮から染められた〈かき〉の生地を採用し、つまみ細工の技法で柿の実を表現しました。さらに本作品では、残反（裁断や縫製の過程で生まれる生地の余り）を今回活用させていただき、資源の有効利用と環境負荷の軽減を目指しています。

「堂上蜂屋柿」は、地理的表示（GI）保護制度にも登録されている、岐阜県を代表する高級干し柿です。千年以上の歴史をもち、美濃加茂市の蜂屋町周辺で栽培される渋柿「蜂屋柿」の中でも、厳しい基準を満たしたものだけが「堂上蜂屋柿」と呼ばれます。その花は淡い黄色で、控えめながらも凛とした美しさをもち、実には「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われるほどの栄養が宿ります。そんな柿の花言葉は「自然美」「優しさ」「恩恵」です。

深く熟した実と、やさしく乾いていく実、堂上蜂屋柿の移ろいを二つの色で表現しました。

作品の世界観に寄り添った、やさしいギフトラッピングでお包みし、開ける瞬間にも、そっと心がほどけるような小さなときめきをお届けします。自分へのご褒美にはもちろん、誕生日や記念日、送別・退職祝いなど、大切な人への贈り物・プレゼントとしてもおすすめです。