【ワークショップ実施報告】2026年8月6日(木)こびとの農園×Cafe Licorice(カフェ リコリス)「キュウリとナスの精霊馬」

【ワークショップ実施報告】2026年8月6日(木)こびとの農園×Cafe Licorice (カフェ リコリス)「キュウリとナスの精霊馬」

2026年8月6日(木)、岐阜県岐阜市にある、木目を基調とした落ち着いた空間でゆっくりとした時間を過ごすことができるカフェ「Cafe Licorice(カフェ リコリス)」にて、こびとの農園のワークショップを開催しました。

今回のテーマは、「農作物の花と出会う つまみ細工」キュウリとナスの精霊馬制作。

お盆を迎える8月に合わせて、日本の夏の風習である「精霊馬」を題材に、キュウリとナスについて学ぶ食育ミニ講座と、つまみ細工の制作を組み合わせた時間となりました。

今回は、それぞれに咲く花や植物としての特徴を知るだけでなく、農作物が日本の暮らしや文化の中でどのような役割を担ってきたのかにも目を向けました。

企画の背景と想い

【ワークショップ実施報告】2026年8月6日(木)こびとの農園×Cafe Licorice (カフェ リコリス)「キュウリとナスの精霊馬」作業風景

こびとの農園では、農作物の花をモチーフにしたつまみ細工を通して、「農と人との距離をそっと近づける」ことを活動の軸としています。

私たちが普段スーパーなどで目にするキュウリやナスは、収穫された「実」の姿です。

しかし、畑では種や苗から育ち、葉を広げ、花を咲かせ、その花の先に私たちが食べている実が育っています。

「キュウリにはどんな花が咲くのだろう?」
「ナスの花は何色だろう?」

そんな小さな疑問から、いつも食べている野菜を農作物として改めて見つめるきっかけが生まれます。

そして今回は、もう一つの視点として、「農作物と日本の文化」にも注目しました。

お盆に飾られる「精霊馬」は、キュウリを馬に、ナスを牛に見立てたものです。一般的には、足の速い馬に見立てたキュウリには「ご先祖様に少しでも早く帰ってきてほしい」、歩みのゆっくりとした牛に見立てたナスには「帰りはゆっくりと」という願いが込められているといわれています。

食べものとしてだけではなく、季節の行事や人々の願いとも結びついてきた農作物。

今回のワークショップでは、そんな農作物の持つさまざまな側面を、学びとものづくりの両方から楽しんでいただきました。

当日の様子 ~食育講座付きつまみ細工ワークショップ~

【ワークショップ実施報告】2026年8月6日(木)こびとの農園×Cafe Licorice (カフェ リコリス)「キュウリとナスの精霊馬」 食育講座

こびとの農園では、つまみ細工の制作に入る前に、必ずその日の作品のモチーフとなる農作物について学ぶ「食育ミニ講座」を実施しています。

今回のテーマは、キュウリとナス。

まずは、精霊馬に込められた意味やお盆との関わりについてお話しした後、それぞれの農作物について紹介しました。

【ワークショップ実施報告】2026年8月6日(木)こびとの農園×Cafe Licorice (カフェ リコリス)「キュウリとナスの精霊馬」 つまみ細工制作

食育ミニ講座の後は、つまみ細工の作品づくりに入ります。

今回制作したのは、キュウリの馬とナスの牛、2体の精霊馬です。細長いキュウリと、丸みのあるナス。

まずは布を使って、それぞれの野菜の形を作っていきます。

平らな布を立体的に形づくりながら、本物の農作物らしい曲線を表現していきました。

【ワークショップ実施報告】2026年8月6日(木)こびとの農園×Cafe Licorice (カフェ リコリス)「キュウリとナスの精霊馬」 制作途中
【ワークショップ実施報告】2026年8月6日(木)こびとの農園×Cafe Licorice (カフェ リコリス)「キュウリとナスの精霊馬」 精霊馬

布を整えて形を作り、脚を取り付けると、少しずつ「精霊馬」らしい姿へ。

キュウリは足の速い馬らしくすらりと。ナスは牛らしく、どっしりとした姿に仕上げていきます。

最後に完成した花をそれぞれの精霊馬に添えて完成です。「実」だけを作るのではなく、その農作物に咲く花まで一緒に表現する。農作物の花をモチーフに活動する、こびとの農園ならではの精霊馬となりました。

完成した作品を並べてみると、同じ材料・同じ作り方でも、一頭一頭に違った表情が生まれていました。

【ワークショップ実施報告】2026年8月6日(木)こびとの農園×Cafe Licorice (カフェ リコリス)「キュウリとナスの精霊馬」 ブランチ

集中して作品を完成させた後は、お楽しみのブランチです。

Cafe Licoriceさんの温かな空間の中で、おいしい食事をいただきながら、完成した作品を眺めたり、参加者同士で会話を楽しんだり。ワークショップ後のブランチは、毎回頑張った自分へのご褒美のような時間です。

最後に

こびとの農園 ブランドイメージ

キュウリもナスも、夏の食卓ではとても身近な野菜です。

しかし、今回のワークショップを通して、

「キュウリにも雄花と雌花がある」
「ナスにはこんなにきれいな紫色の花が咲く」
「身近な野菜が日本の季節行事にも使われてきた」

など、普段食べているだけでは気づきにくい、農作物のさまざまな姿に触れていただきました。

こびとの農園では、参加者自身が手を動かして作品を形にすることで、そこで得た学びをより長く記憶に残してもらいたいと考えています。

そして、完成した精霊馬を家に飾ったとき。家族から「これは何?」と聞かれたとき。あるいは、食卓でキュウリやナスを手に取ったとき。

今回知った花や農作物の話を、ふと思い出していただけたら嬉しく思います。

ものづくりを入口として、その先にある農作物や農業、食、自然、そして文化へ。そんな小さな関心が暮らしの中に残っていくことを願っています。

こびとの農園では、今後も季節ごとの農作物をテーマに、つまみ細工の魅力と農作物へのまなざしを結びつけたワークショップを企画してまいります。

今回もご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

そして、素敵な会場とブランチをご用意いただいたCafe Licoriceさん、ありがとうございました。

最新情報や今後のワークショップ開催予定はInstagramにて発信しております。

ぜひご覧ください。